国際教師力研究会 Tokkatsu プロジェクト

活動内容

内外教育者、研究者の情報交換 (Networking)

 本研究会(ネットワーク)Tokkatsu プロジェクトでは、1)海外で展開されている日本の全人的教育モデル(しばしば他のものと一緒に総称して「日本型」教育、あるいは、その中でもtokkatsu, tokkatsu plusと呼ばれるもの)についての情報をHPを通して共有します。2)海外からの教育視察団や関連の研究者の来日等の機会を利用して、研究会や、日本語と英語で内外メンバーが交流できる機会を提供し、我々が「グローバル多文化共生力」と呼んでいる資質・能力の向上を目指します(情報はHPと登録者メールで通知)。

 

(右記:日本式給食を実践しているインドネシアの小学校から)


国際共同研究 (Cross-National Research Collaborations)

「日本型」全人的な教育tokkatsuが海外に取り入れられた時に何が起きるのか、なぜ起きるのか、自国社会や相手社会の知識やトランスファーの過程を分析した研究や、教育実践やモデルについての研究(伝統と革新)、教育の国際化や教育改革等の共同研究の成果を教師の「グローバル多文化共生力」の向上に反映させます。教師も生徒も、自国を相対化する視点、多民族社会への視点等、グローバル時代に必須となる知識・資質を育成する教育のあり方について考えてゆきます。


教材開発・国際発信  (Teaching Material)

日本の教師の実践の積み上げを背景にしながらも諸外国の社会的文脈やニーズを反映した教材とは。自国の「伝統」を生かしながら、社会的課題の解決や民主主義の推進へとつなげるには。教材作りそのものが「グローバル多文化共生力」の向上へとつながります。


NEWS

2020年2月17日-18日 インドネシアからの教育視察団がtokkatsuの研修のため、来日予定です。